いまごろ赤城徳彦農水相を更迭！

　安倍晋三首相は１日、赤城徳彦農水相を更迭した。後任人事は内閣改造時に行う方針で、暫定的に若林正俊環境相が兼務する。赤城氏には農水相就任以来、「政治とカネ」をめぐる問題が次々と発覚し、参院選での与党大敗の一因となった。首相は、大幅な内閣改造と党役員人事により態勢の立て直しを図りたい考えだが、今回の更迭には野党はもとより自民党内からも批判が出ており、参院選後の混乱を増幅させている。
 　首相は午前、赤城氏を首相官邸に呼び、「一から出直してはいかがか」と更迭する考えを伝えた。赤城氏は「わかりました」と答え、その場で辞表を書いて提出し、首相も受理した。

 　１日には、赤城氏が代表を務める「自民党茨城県第一選挙区支部」（水戸市）の平成１６年分の政治資金収支報告書で、約１２万円の印刷物発送費について、添付された領収書とは異なる郵便局名が記載されていることも分かった。

 　辞表提出後、農水省で記者会見した赤城氏は「参院選で私へのさまざまな報道や指摘があった。選挙結果に大きな影響を与え、与党敗北の一因になったのは事実。誠に申し訳なく思う」と語ったが，誰に対し，申し訳ないと思っているのか？テレビで，花束をもらい，農水省を出てゆくニュースを見た我が息子は，「悪いことしたのに，どうして花束もらえるの？」と質問されたしまった。「どうしてだろうね」と，うまく答えることができなかった。やはり，どこかおかしい日本の政治だとしかいえない。


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